☆☆☆☆☆明石の姐御日記☆☆☆☆

主にガンバ大阪とか。

佐野泉元社長の訃報。

ガンバ大阪社長 佐野泉さん死去。
http://www.asahi.com/sp/articles/ASJ7C6CYYJ7CPTQP00H.html

週末の試合を反芻してニヤニヤしていたところへ、夕方悲しい知らせが届きました。

佐野泉元社長の訃報です。

私がガンバの試合を生で初めて見たのが2001年の5月、柏戦。
柏の監督は西野朗
次の年、その西野朗がガンバの監督としてやってくるのと相前後して社長に就任したのが佐野泉社長。
社長就任のニュースは全く覚えがない。多分そんなに濃いサポーターではなかったから。
ガンバにはますますハマって2002年には10試合位は見に行った記憶がある。
しばらく経って社長の名前を覚えたとき「社長の名前覚えるって、私濃い方にきた?」と感じたのを覚えています。
その後西野監督とのコンビで強いガンバ、攻撃するガンバ、人気のあるガンバに育てあげたのは皆さんご存知の通り。
まさしく中興の祖といって良い方です。

多分ブログでも皆さん書かれると思いますが、なんといっても印象的なのは2007年のファン感謝デーで選手にまじってサッカーをしたこと。
背番号は「泉」。
楽しそうにしんどそうに走ってはりました。

個人的には2006年の終わり頃万博スタジアムでお会いしたときに「今年の補強は最高でした。来年もよろしくお願いします」と声をかけたら、「ウハハハ」と笑って頷いてくださったこと、名古屋アウェイの地下鉄で同じ車両になり、帰りの切符を自分で買っておられたことなど思い出されます。

去年も何度か万博で車から降りて来られるところをお見かけしました。奥様をスマートにエスコートされておられました。
聞けば今年も新スタジアムにも足を運んでおられたとのこと。

なかなか新スタで勝てないガンバに心を痛めておられたのではないでしょうか。
2ndシーズン、連勝して上向きになったところはご覧になられたのでしょうか。

宇佐美選手のドイツ移籍、二川選手の東京ヴェルディ移籍、佐野元社長の訃報と、時の流れをひしひしと感じてしまいます。なにかこう大きな曲がり角を今曲がりつつあるんだなと実感しています。

佐野泉元社長、強いガンバにしてくださってありがとうございました。
安らかにおやすみください。

J3リーグ第16節 U-23大阪ダービー@キンチョウスタジアム

2-1で勝ち。得点者 呉屋 、一美。

いやー暑かった。試合も熱かったが、キンチョウスタジアム日当たりよすぎ。屋根ないのツラいわー、屋根ないと困るわー、屋根ないのヒドいわー。

前半は攻めるU-23ガンバ、守るU-23セレッソ
しかし迷いのない澤上竜二のボレーがゴールに突き刺さって1点ビハインド。あれは敵ながらあっぱれ。いい判断。

前半終了近くに、初瀬からのクロスに呉屋のヘッドドンピシャで同点。
初瀬はそれまで何度もミスがあり、代表で疲れてるのかなと心配したけど、試合が進むにつれ修正できてたように思いました。

同点で前半終了。
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前半には飲水タイムがありました。ユースで見たことあったけど、プロの試合では初めて見た。大阪のこの時期17時開始は厳しいんちゃうかなぁ。

後半はどちらにも何度かチャンスがくるものの、得点には至らず。
セレッソが攻めてうえー!もうあかん!ってシーンに林がビッグプレーで防ぐ、DFが踏ん張って跳ね返すことが2度ほどあり。
こうなると勝ちたいじゃないですか。我々も。選手も。

試合終了間際後半42分、堂安コーナーからの一美ヘッドでゴール!!
いやー興奮した。
途中交代で入って狙ってたねー。いいゴールだった。選手もベンチも大喜びなのも良かった。

私的MOMは呉屋大翔。
先日はちょっと物足りないなんて上から目線で語らしてもらいましたが、今日の呉屋は違った気がする。
なんというか泥臭いことを真面目に繰り返してた感じ。
とくに後半の後半、セレッソの選手が何人も脚をつらせる中、何度も相手キーパーにダッシュしてプレッシャーかけてた。
地味だけどいいプレー。ああいうのおっちゃんおばちゃんは好物ですからね。
これからも今日の呉屋でたのむ!

AT4分は長かったが、耐えて見事勝利。
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ダービー勝利は格別ですな。

キンチョウスタジアム、再入場できるのは良かったけど、ホーム側でしか買えないスタジアムグルメがあった模様。たこ焼き食べたかった…(涙

勝ち氷とやら食べたった。桃の果肉が乗っかってておいしかったけどあっという間に溶けたよ~。
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土曜日はトップがヨネ、パトリックドバドバで、日曜日は呉屋と一美で勝ってああ大満足。
良い夏の週末の始まりだー!

J1リーグ2ndステージ第2節 vs.ベガルタ仙台

3-1で勝ち。得点者 米倉 パトリック パトリック

3点取っても勝てたー!やった!
いやそれ普通やから。

米倉のゴールは遠藤大先生のFKがすでにもう決まってた感があふれてましたね。
うおー、やっぱり入ったー!やっぱり!みたいな。
前半に追加点欲しかったなと思いつつの後半。
ハモン・ロペスにやられてしまう。ハモン・ロペス、前半から怖かったのよ。うまいし。
東口もほとんど止めてたんだけど、つるっと行ったね、つるっと。

交代で入ったパトリックがほぼ1対1外す。うー。
アレは今日一緒に見てた人たちの間では「走り込んで来るタイミングが遅かった大森が良くない」ことになってました。
が、監督に「かなりきてます(ぜぇぜぇ)」って言うくらいのしんどい時やったんやね、ごめんなー。

パトリックのゴールは嬉しかったね~。
倉田秋ファンと一緒に見てたからその前の倉田の頑張りがうれしかった。
転けてもすぐ起きあがって起きあがるついでみたいにボール取るの、ああいう泥臭いプレー倉田はうまいよねー。倉田ならではのプレーですわ。体幹強いんやろな。

ATのパトリックのゴールは驚いた。
左足のアウト?パトリック、あんなんできんるんやん!ってプレーがたまにあるねー。
ブラジルからお母さんも来てはったんやね。親孝行やわ。
貰った賞金で美味しいお肉いっぱいご馳走したげてね。

今日は少し遅めに行ったので並ばずにガチャガチャもできました。一発で遠藤さん出した!
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今日は豊中市民デーだったので、豊中市のパンフレットセットもらいました。
中に不思議なパフォーマンスする方が載っていました。
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野点するそうなので、お茶好きとしては行ってみたい。

さて明日はキンチョウでU-23ダービー!
勝って最高の週末を満喫したい!

J1リーグ2ndステージ第1節 vs.鹿島アントラーズ

3-1で勝ち。得点者 大森 今野 金
今日は買い物に出かけておりまして、帰りの電車を待ちながらようやっとスマホTwitterで様子を見たのは大森の同点ゴールの瞬間でした。

後半は電車内でTwitterの皆様の実況を楽しませていただきました。
最寄り駅についたらもうJリーグタイムが始まってしまって間に合わず。
今日は買い物もなんか回り道が多かったり、微妙にタイミングが合わない日でしたわ。

録画してあったJリーグタイムを見ましたが、大森と倉田が良かったのがよくわかりました。
それと遠藤のCK。なんで最近蹴ってなかったの。

Twitterでは最後の方みんな「鹿島れ」「鹿島れ」言うてて混乱したがな(笑)

1stステージ優勝者を破っての出だし、なかなかいいんじゃないですか。
夏はいつも調子いいからこの調子で今年もぜひともいい夏にしていただきたい。頼みましたぞ!

いまさら読んで良かった本。その2

二川選手がよそのものになってしまった心の空白がまだ埋められません今日このごろ。
こんばんは、皆様はいかがでしょうか。

藤春選手、井手口選手、リオデジャネイロ五輪日本代表選出おめでとうございます。
藤春選手は不思議な力をお持ちなので、しれっとメダル持って帰ってきそうな気がします。
井手口選手は最年少だけど1児の父。おとうさーんです。きっと大活躍してくれると信じています。2人とも怪我だけはせんようになー!

さて。
表題の件。
このブログを再開したのもこの本を読んだ感想を書きたかったから、と言ってもいいくらい。

通訳日記 ザックジャパン1397日の記録 (Sports Graphic Number PLUS)


矢野大輔著「通訳日記 ザックジャパン1397日の記録」です。

ザッケローニ元日本代表監督の通訳矢野さん(イケメン)の書いた2010年からブラジルワールドカップが終わるまでの記録です。ノンフィクション。ドキュメンタリー。

まずこの本、2~3ページに1回くらいザッケローニの名言があります。毎回メモしながらよみたいくらいの名言の宝庫。

ちゃんとメモってまとめてる方がいたのではっておきます。
http://asaban.blog.jp/archives/1050016933.html

矢野さんにザッケローニが日本代表監督に内定し、数人の通訳候補のひとりだと知らされ、ザッケローニ本人から「用意はできてるか?」と連絡が来るとこからはじまります。

すべての日々を載せてるわけではないので、基本的には
・代表の試合にあわせて選手を召集し、最初のミーティングでザックの話したこと
・練習でのザックの指導
・選手と話したこと
・試合の経過と結果
・解散時のザックの話
が繰り返されていきます。

この代表の練習が私の想像してたのと全く違ってました。
すごく細かく、パスを受ける身体の向きや選手間の距離、パスの出しどころ、受け方など指導、練習。
そして選手ひとりひとり細かくアドバイス。技術だけでなくどうしたら伸びるかとか海外で生き残るためここを伸ばせとか。

私はスポーツの経験が全くないので、戦術って言われても全くわからなくて、ふーん、へー、わからんわで済ましてましたが、この本読んで、「ああ、こう言うのを戦術って言うてるんや」、「勝つためにこう考えてるんや」みたいなことがぼんやりとながらわかりはじめて、すごく面白かったです。

読み進めていくと、日記なので、編集が入ってるとは言え、意識してそうしたわけではないのでしょうが、起承転結らしきものが見えてきまして、
アジアカップ優勝。これは長谷部誠の「心を整える」の最終章と重なっているので、両方読んでるととても面白いです。
承 ブラジルワールドカップ最終予選、出場決定。

で、このあたりにくると、いわゆる犯人や結果がわかってる倒叙ミステリーのような気分になってきます。ブラジルワールドカップでは1勝も出来ず敗れ去たことはわかってるので、こんな順風満帆なのに…と。

いまさら読んで良かったというのはここで、この本が出てすぐ2014年の暮れに読んでたらやっぱり犯人探しのために読んだと思うんですね。生々しく。
でも、ザックが去りアギーレも去り、ハリルホジッチで苦しみつつ形になってきた今だと犯人探しより過去の記録、記憶として客観的に読めたなと思います。

転 いわゆるミンスクの夜。本田が監督に異を唱え、ザックが珍しく感情的になる、このあたり。 でも本田が犯人じゃないからね、早とちりしちゃだめ。

結 ブラジルでの敗戦。

敗戦で終わるんだけど、ものすごく爽やかな気持ちになる終わり方。
中にはそうでない人もきっといると思いますが、そこは読んで確かめてください。

出てくる代表戦すべてああそうだったと見た覚えあるのも良かった。
ちゃんと代表戦も見ようって改めて思います。

あとガンバサポーター的には、橋本英郎が誉められてたり、家長や宇佐美にしたアドバイスがあったり、遠藤が重要な人物として出てきたりします。
HHE(本田・長谷部・遠藤)会談は何回も出てきます。
遠藤が「やってみないとわからない」って答えるとこなんか夜中に爆笑してしまいました。

興味のある人はロシア最終予選前のこの時期に読むのが最適じゃないかなと思います。私は代表に対する見方がかなり変わりました。

図書館で借りて読んだんですが、なんかの拍子にザッケローニの名言を読み返したいなと思うこともあるので、買って手元に置いておこうかなと思っています。

二川孝広選手東京ヴェルディへ期限付き移籍

二川孝広選手東京ヴェルディ期限付き移籍のお知らせ
http://www.gamba-osaka.net/news/index/c/0/no/4508/

まさかこのエントリーを書く日が来るとは全く思っていませんでした。

朝から各ニュースサイトに移籍がまとまったとの記事が出て、ざわざわしていたところに、もう夕方には移籍のお知らせリリース。
心の準備ができてなかったから、なんかこう呆然としてる。

私のこのブログで多分一番ビューが多いのが二川孝広伝説のエントリーだと思います。次が宮本恒靖の黄緑色のヒラヒラブラウス姿。
伝説のエントリーは、当時mixiで募って書きました。
その節には皆様ありがとうございました。

私はJ3U-23を率いる二川選手の輝きを見ることができて本当によかったと思ってる。U-23がなかったら見ることができなかったはず。
ただあまりにU-23で楽しそうに生き生きしてる二川選手を見て満足はしてなくても納得してるんかなと思ってた。
若い選手を育成しながらプレーしてる、その役割を楽しんでる、そんな風に思ってた。

「チャレンジすることにしました」この二川選手の挨拶を見て、誤解してたんやな、本当にごめん、って心の中で謝りました。
まだまだできる、ここでは満足できない、そう感じてたんやね。

寂しくて寂しくて、気がつくとため息ばかり出るけど、今は二川選手のチャレンジを応援したい。
ヴェルディは育成にも定評のあるクラブ、ヴェルディサポーターに「ガンバユースの最高傑作すげー!」と思ってもらえるプレーを期待してます。
このエントリー書きながらまた涙ぐんでしまうけど、でも「お疲れ様、いままでありがとうございました」ではなく、「頑張ってこいよ!」と文章を結べることは幸せなのかも。

そしていつかまたガンバのエンブレムをつけた二川さんを見たいです。
いつかその日までしばしのさようなら。東京ヴェルディでもガンバユース最高傑作として輝き続けてください!

宇佐美貴史、明日からはライバルだ。

J1リーグ1stステージ第17節 ガンバ大阪vs.名古屋グランパス
3-3引き分け。
3点取ったら勝ちましょう。
今野の3点目魂のゴールで勝てたと思ったんやけどなぁ。

微妙な気持ちのまま始まった宇佐美貴史さようならのセレモニー。

サッカー選手でもJリーガーでもなく、ガンバ大阪の選手になりたかったと語る宇佐美にもらい泣き。

記念の試合が引き分けだったのもちょっと宇佐美らしいなと思った。
世間が思ってるようなそんな順風満帆な選手やないよね。
次々あらわれる壁を這いつくばってよじ登って泥まみれで踏破してきたそんな泥臭い選手だと思う。
自分のゴールと華々しいセレモニーで送り出された1回目の移籍、しかも行き先はビッグクラブバイエルン
今思うとあれは似合ってなかった。
試合は微妙な引き分けで、セレモニー2回目ってばつの悪さ、もう帰って来れない完全移籍。
けして大きなクラブじゃないアウクスブルクへの旅立ち。
こっちの方がずっと宇佐美らしい。
そしてきっとこれからあのなにくそ魂で嘘のような快進撃と、いつかはびっくりするようなビッグクラブで活躍する、それが宇佐美流だろう。

そう信じてるよ。次会うときはクラブワールドカップでライバルだ。
宇佐美のライバルにふさわしいガンバ大阪で居られるように私たちはこれからもサポートし続ける。
君が大好きなこのクラブを。

思う存分やってこい!