溺れる人
1日、見たテレビドラマですがアルコール依存症の女性の転落と再生の物語で篠原涼子がめっちゃ上手くて感動しました。
賞をとったノンフィクションが原作ですがドラマとしても上手くできていたと思います。
しかし原作にもあるのかもしれませんが依存症になった遠因が娘に過剰期待する母親って言う図はもう飽きたなぁ。
自立を促そうとほって置けば放任だ虐待だといわれるし、子供に良かれと一生懸命やれば母原病だ過保護だといわれるし、どうせいっちゅーねんっ。
このあいだ書いたエントリーの中でアルコール依存症がキーワードになっていたのでクリックしてみたらアルコール依存になる科学的(病理学か?)説明がなされていてまさしく目から鱗でした。
アルコール中毒になるくらい大量に呑むと分解された成分が擬似モルヒネとして体内に影響及ぼすんですね。
そりゃ薬物中毒でもヒドイほうですよ、コカインとかモルヒネとか絶対やまらんよ。
アル中って酒止めたら治るのに意思が弱いとかそんな問題ちゃうやん。
肉体依存はホントコワイと思います。
で、はてなで3月1日にキーワード、アルコール依存症を含む日記を書いた人巡っていくと何人か摂食障害の人に行き当たったですよ。
あーもしかしたら摂食障害もアル中と似た経緯で脳内物質が変になっているのかもな。
だって食べたら普通の人でも満足するというか幸せな気分になるじゃないですか。
あれ満腹中枢が満足してなんか幸福になる麻薬物質見たいなのが脳内に出てるんだろうと思う。
それがおかしな具合になったら摂食障害になるんではないのか・・・と思った次第です。
しかしアルコールと違って絶対に食べないというわけには行かないから摂食障害の人が溺れる人を見た感想「呑むのを止めたら治るってうらやましい」と言う感想になるわけですね・・・。
脳って色々難しい。