ガンバ大阪優勝 あるサポの1日（超長文の予感）
私の行動知ってどうなると思われるでしょうけどあくまで日記なんで忘れないように書いておきます。
朝5時起床。6時前に地元駅から出発。
早朝にはめっきり弱いのが国立豊田と遠征続きで慣れてきた。
旅支度も慣れてきて、新幹線の切符や指定席の予約の仕方も完璧・・・？！
なんと今回は機械で一人で出来ました！
iPodシャッフルで音楽聴いたりニンテンドーDSで遊んだりしているうちに新横浜到着。
菊名→武蔵小杉へも事前に調べておいたとおりの電車に乗れた。
人間何事も経験でんな。成長したわ〜私ｗ
武蔵小杉から歩くつもりがホームで見つけたガンバサポと思しき女性とフロンタサポらしき男性二人組みに付いて行ったらバス乗り場（笑）
しゃあないから私も乗る。
関東のバスは前から乗るのは知ってたけど前払いとは知らなかった。
ので一旦列から離れて小銭出して最後に乗った。
ら満員で料金箱の真横に立つことに。
したら二つ目の停留所から乗ってくるおばあちゃんが居て開いたバスの扉が私の顔面と左半身直撃！！
なんちゅうアウェイの洗礼や･･･ﾄﾎﾎ
それでもあっという間にバスが着き少し歩いたらあささん発見。
待機列ではかにたまさんナカハラさんなどいつも良くして頂いてるお嬢さん方と合流。
他にもいつも万博で近くのエリアで応援しているお仲間が続々とやってくる。
「さぁ行くぞ〜」と言う気分が高まってきた。
J'sGOALの取材受けたり色々話してる間に時間は過ぎいざ入場。
続く。
入場後お嬢さんたちと別れていつものコアサポの横後方の定位置あたりを探す。
先に入っていたシウヘイさんやあささん、万博時計下仲間のAさん@サンシーロ帰りTサンと合流。
少し後ろ過ぎるかな〜と言う意見も出たけど屋根あるし大声出して声響かせようやと意見一致。
すぐにタカギ（ユ）さんも合流。
まずは腹ごしらえと後ろの物販に行ったらかねてより評判聞いていた勝つサンドが山盛り。
即購入。400円はやす〜。けどお茶は250円。腰抜かしたわ。
しかもアルコールがビールしかない。
私はチューハイ派です。もしくはウォッカベースのカクテル。
仕方ないから買って呑んだけど。
あささん企画のMG作戦に参加すべくコピーしたビラを持って集合。
あささんが「一般人です。」と挨拶始めたのは笑ったよ。
歌詞のビラ配りますと言うと拍手していただきとても嬉しかったです。
端のほうから配ったけどあっという間になくなった。
私も私もと走って取りに来た人もいてここに居る人はみんなガンバの応援がしたいんだと思うと熱くなりました。
席に戻り試合前のコールから始まる。
いつも以上に大きな声で歌が響く。
私たちのいたところはゲーフラ林になっている場所だった。
試合開始。
選手の動きはいつになく良いように見えた。
DFのチェックも早いし、走り方にキレがある。
私は「今日、ガンバらしく勝ってくれ。勝ってダメならそれで良い。悔いのないよう出し切れ」と思っていたからこの試合の入りは嬉しかった。
アラウのゴール。
シュートした後六方を踏む歌舞伎役者のようなポーズになるときアラウは調子良い。
今日のアラウのフォームはまさにそれ。
期待が膨らむ。
前半終了まであと少し、今日は久しぶりに勝ち越してハーフタイムかなと思ったら失点。
失点後も応援の歌声は変わらず大きなまま。
打たれ強くなったよねぇ、選手もサポも。
岡田主審にやじる声もあったけど「ジャスティスは意地になるから無視しとけ」の声に野次引っ込む（笑）
そのままハーフタイム。
長居に居るFC東京サポに電話。
「ノリカルが入れてくれたらしいね」
「いきなり3分で入れられたけどな〜」
「アリガト〜」
「ウチのことはいいよ、キミらがんばらんと今のままやったら4位だよ」
あ、今のままやったら4位か・・・。
でも負ける気は全くしなかった。
絶対今日の出来なら勝てると確信してた。
後半、こっちのゴールにいっぱい点が入る、夏にそうだったように、だから勝てると思ってた。
まわりで「東京は勝てるんかな？」と言う人がいたので即行、「今野がやってくれますよ」と勝手に決め付け発言 （笑）
後半開始。
声は相変わらず大きなまま。
「セットプレーは得点の匂いせんねぇ」と言ってたのがツネのヘッドで勝ち越し。
ツネが胸のエンブレムを叩きながらこっちにアピール。
今までそんなことしたことないし意気込みと言うか、サポに対する思いとかが伝わってきて堰が切れてしまった。
このまま勝って、勝たせて、なんとか誰かお願い！
と誰にか判らないけど心の中で祈り続ける。
しかし横に振られたら危ない！と思ったら案の定失点。
何が何でももっと点とって勝たないと！
こっちの方がボール持つ時間は多いけどなかなか決定機には恵まれず。
じりじりと時間がたつ。
ゴール真横で誰か倒れたのが見えた。
誰かわからなかったけど主審のカードとが見えて、「PK！PK！PK！」と叫ぶ周りの声。
ユニのシャツを出したまま戻っていく家長が見えて、「あ、今のアキやったんや」と判った。
ヤットコールと、「うおぉぉぉーーーー」と言う掛け声とが響く中ヤットのPKが成功。
速いボールと助走は名古屋戦のときと同じ。
ヤットまでエンブレムを叩きながらこっちに走ってきた。手を挙げて。
そこから私はもうなにがなんだかよくわからなくなって、声はセーブしようにも自分でコントロールできないし、
泣き声みたいな震えた声になってるのはわかるんだけど下においてあるお茶のペットボトルさえ取ることが出来ない。
手は握り締めると意識してはがさないと張り付いてしまって解くことも出来ない。
隣のあささんがお茶飲んだのが判って思わず手を出したら紙パックのお茶くれました。
のど飴も出してくれたけど受け取れず。
胸の中に祈りと希望と失望と期待と絶望とが交互に襲ってくるなんとも言えない凝縮された感情でいっぱいになり涙があふれてくるのがとめられない。
10分だけのはずだけどものすごく長い時間に感じられた。
フェルがレッド貰って退場。
まだ私たちに試練を与えてくれるのかと絶望感でいっぱいになった。
双眼鏡で確認したらツネが「大丈夫、大丈夫、まかしとけ」と言うように泣きながら抗議するフェルをなだめてピッチの外に出しているところだった。
ツネの冷静な態度に改めて感心した。
選手があきらめていないということはその後のFKの守りで充分伝わってきた。
そして、アラウの今日2点目。
ゆっくりとためたパスが出てアラウが走りこんできたのが見えてゴールネットが揺れる。
いっぱいアラウのゴール見たけどあんなに興奮したゴールは無かったよ。
猛ダッシュでアラウと他の選手たちがこっちに走ってきた。
コアサポがグランドに出るのが見え小さな固まりが出来てた。
私たちの周りは「戻れ！戻れ！」と絶叫してた。
気持ちはわかるけどもし没収試合になったらどうすんねん！と言う思いが大きかった。
私はもう携帯は見ないでおこうと思ってたから出さなかったけど後ろや横で携帯サイトチェックしてた人たちが
「2-2や！」「セレッソ引き分けてるぞ」と言い始め「終了してるの？！」と聞くけど声にかき消されて判らない。
横にいたタカギさんが「このまま行くとそうみたいですね」と囁いてくれたけど首を縦に振ることでしか返事できない。
そしてホイッスルが鳴りタイムアップ。
青いベンチコートの選手が走っていくのが見えた。
タカギさんに抱きついて「タカギさ〜〜〜ん」と叫んだことまでは覚えてる。
周りの人全員とハイタッチや握手した。やったーやったーと絶叫しながら。
絶叫が続く中電話が鳴ったので出てみると留守番してる息子から。
「ガンバ優勝やな。監督泣いてるよ」
ビジョンを見ると西野さんに泣き顔が大写しになってる。
それくらいからやっと落ち着いてカメラを出したりお茶飲んだり。
紙吹雪と紙テープが配られ選手たちがこっちに走ってきた。
歓喜の渦。
カンピオーネカンピオーネと唄い続けるサポ。
興奮が少し収まったあと、コールリーダーさんから「セレッソは89分に東京の今野が入れて引き分けやったそうです」と説明があり思わずみんなで今野コール。
「今ちゃんが入れてくれるよ」と言ってた私はまわりから「言ったとおりですねすごい！」と言われて自分でビックリ。
ACLの話が出て「アジアのガンバになります」と言われ、改めてすごいんや･･と実感する。
パスポート用意してくださいに苦笑い。
フロンターレコール、相馬コールもした。
国立や万博でのジェフサポのガンバコール、松波コールはこう言う気持ちやったんだとわかった。
やっぱり勝者の余裕あってこそ。
バスツアーの人たちが一足先に集合場所に行き、残った人たちで紙テープと紙吹雪の掃除。
外に出るとちょうどガンバのバスが出るところ。
取り囲まれてなかなか出れない。
バスの中から写真とりまくる大黒、電話しながら投げキスする松波さん。手を振ってくれるアラウ。
笑顔の西野さん。
みんな良い顔してた。
バスの通る花道ではBBさんたちが発煙筒炊いて見送ってた。
確かに危ないけど･･･。でもキレイやった。
そしてほくほくしながらタカギさん、あささん、あかねさんと新横浜に出てラーメン博覧会に行き食事して、新幹線に乗って帰ってきました。
新横浜の緑の窓口でシジクレイ一家の遭遇したので「オブリガード」連発しておきました。
長々と書いたけど、まだ書き足りない気がしてしまう。
ほんとに幸せな1日やった。
