☆☆☆☆☆明石の姐御日記☆☆☆☆

主にガンバ大阪とか。

神戸戦での応援について

ここでは普段ゴール裏に行っていない人、最近サポーターになられて今までの事情や用語になじみのない方などを念頭において、あくまで一般サポである私の感じた、私の理解した範囲でのことを書きます。
もし事実ではないことがありましたらご指摘訂正をお願いします。 

入場していつものように買い物に行ったり着替えたりウダウダ話していたりしていると仲間の一人が「今日は応援しないそうだ」との情報を持ってきました。
なんじゃそら〜?とうんざりした気分でサポーターミーティングの時間を待ちました。
 

サポーターミーティング(略称サポミ)と言うのは試合当日ゴール裏の裏(ビジョンの真下あたり)で主にコールリーダーを出している団体の方々が当日の試合にあたっての注意事項伝達や士気を高める掛け声の場です。
普段ですとビッグフラッグを出すので協力してください、とか、今ガンバは何位です、今日勝てば暫定何位です、今日もがんばりましょう!おー!と言った流れです。

 
サポミでは「球団から登録サポーターは宣誓書付の再登録届を出すように言われている。がとても飲めない文言なので提出はしていない。期限は今日まで。つまり再登録していないので太鼓・拡声器を使用したリードはできない。すれば入場禁止になる。そのため今日の応援はしません。」との話を聞きました。
 
そのときには一般からの自然発生はかまわない、しかし一部使用できないチャントを出せば一般サポーターでも何らかの処分対象になる恐れはあるとの話でした。
 

登録サポーターと言うのが非常にわかりにくいのですがゴール裏が2分して分裂応援している頃、ガンバのオフィシャルサイトに登録サポーター制度をはじめるので登録したいグループは申し出るようにとの告知が載ったことがあるのです。(2002年9月。)
これは分裂応援を止めて統一するためにクラブが乗り出したんだな、と言うのが当時の一般サポの受け止め方だったと思います。私もそうです。
結果、2003年10月に応援統一となりました。
その後もこの登録サポーター制度は続いていたらしく今に至っています。
らしく、と言うのは当時の告知は今はもうサイトに載っていませんし公に募集もしていないようです。
いくつグループがあるのか、グループであっても登録しているのかしていないのかまったく謎です。
聞けば教えてもらえるかもしれないですが誰に何を聞けばいいのかわからない状態、というのが正直なところです。

 
それぞれの団体代表の方の話を聞けばさぞ理不尽な欲求をされたんだな、と言うのは想像できました。
私はすぐに自分の場所に帰ったので見なかったのですが宣誓書の内容を見た人たちが「いくらなんでもアレは無いわ」とあきれていました。
 
 
選手が出てきても名前のコールも無しでした。
サポミに出ていない人には何がなんだかさっぱりわからない状態だったのではないでしょうか。
 
後ろにいた女の子たちが「福元がかわいそうやなぁ」「ちんくん*1もせっかく復帰やのに」と残念がっていてそれを聞いてわたしはせめて選手コールだけはしようよ、と仲間に呼びかけて選手入場時とたいがいぐだぐだでしたがなんとか選手のコールだけはしました。
その後もあちこちから散発的に出るコールを一生懸命拾って歌ったりコールしたりしました。
交替の選手のコールは意識的にするようにしました。
遠藤選手のFK時のまさしく自然発生のコールはほとんどの人が声を出していたと思います。
 
 
自然発生応援はしたほうが良かったかしないほうが良かったかはわかりません。
きっとなに自己満足にひたっとるんだアホか、えらそうにすんなと思われる方もいると思います。
一部の方が言うようにシーンと静まり返ったほうが今後の交渉に効果的だったかもしれないです。
 
でもわたしは選手の応援がしたかった。
万博には応援しに行ってるんだからです。
 
練習場で悩んだようなしかめっ面で黙々とランニングを続ける山口を、励ましの言葉にありがとうと返事してくれた佐々木や安田を応援したかった。
なにより移籍後リーグ初先発の福元を応援したかったです。
 
サポミで「同調して欲しい」と要請されればそれに従ったかもしれません。
でも一般からの自然発生は良いです、と言われたからには一般として出来ることがしたかった。
最低限のことしか出来なかったけどでも選手を応援したかったんです。
 
安全で快適なスタジアムを目指す、と言いますが、選手を思い切り応援できることが私にとっては快適なスタジアムです。
ゴール裏で押し黙ってじっと見ていることははっきり言って不愉快です。
 
私が今望んでいることは一刻も早くクラブ側、サポーター側双方歩み寄ってまとまった応援を復活させて欲しい、それだけです。

*1:寺田選手