☆☆☆☆☆明石の姐御日記☆☆☆☆

主にガンバ大阪とか。

アルゴ。

昔から映画大好き。
映画館で見るのが特に好きです。
今年は例年になくたくさん見てます。
 
先日アルゴ見てきました。
今年の私的洋画ベストワンかも*1
 
事実に基づいた話なので、結果はわかってるのにハラハラドキドキが収まらなくて手に汗握るとはまさにあのこと。
脚本の勝利って思いましたね。
監督は主演をつとめるベン・アフレック
ワシントン・ハリウッド・イランの三カ所が舞台なんですが、この三カ所の交差した描き方、編集がとても巧み。
これは監督の技量の見せどころなので、ベンアフレックすごいと思いましたね。
ハリウッドパートのおじさん2人がかなり面白い。ここがスリルサスペンスを緩和してほっとさせるパートを担っていてこのあたりも巧み。
しかもスターウォーズジョーズとひさびさの大ヒットに沸く当時のバブルなハリウッドの内幕も垣間見えて映画好きにはなかなか興味深い。
 
80年前後の世相やファッションだけでなく、フィルムの質感まで再現していて、電話の使い方など「大統領の陰謀」ぽいのも多分演出なんでしょうねー。
当時を知るロートル人間には懐かしさもあいまってハマりますねー。
 
人が死なないサスペンスなので、いろんな層に見ていただきたいです。超お勧め! 

この映画は大阪駅の真上、ステーションシネマ大阪で見たんですが、通路や席間が広い、真っ暗になる(薄明るい映画館有りますよね、嫌いです)音響が非常によろしいなど、素晴らしい映画館でした。
また見に行きたいと思わせる映画館でした。
もちろん、是非またいきたいと思います。

*1:邦画では「鍵泥棒のメソッド」がベストワン