☆☆☆☆☆明石の姐御日記☆☆☆☆

主にガンバ大阪とか。

いまさら読んで良かった本。その1

図書館で、本を借りるということを覚えまして、最初は別の趣味の本を借りていたのですが、やはりついついサッカー関連の本に手が伸びまして、最近読んだいまさら本を紹介します。

長谷部誠著「心を整える」。サッカー界の大ベストセラー。最近読んでると言ったら「え、いまさら?」と笑われてしまったかつての話題作です。

我々の普段の生活でもプレッシャーに負けそうになったり、落ち着いてとかリラックスして、とか言われますが、はいそうですかとリラックスできたり落ち着いたりできません。

 ましてやプロのサッカー選手はなおのこと。心を整えることによって、平常心を保つ、そのノウハウ本としての一面と長谷部誠の生活や考えたこと、幼い頃の話、浦和に入った経緯、ヴォルフスブルクでのマガト監督の話など非常に面白く読みました。

長谷部が好きになったというか、愛おしい気持ちにすらなりました。しかし長谷部愛読の本や愛聴の音楽がどうしても私の趣味とはあいいれないぜー。

 別に自叙伝ではないので、時系列に沿って書かれているわけではありませんが最終章は2011年初頭のアジアカップ優勝で締めくくられています。

その後東日本大震災が起こり、長谷部がその支援のためにこの本の印税をすべて寄付する事が報道されましたね。

私の借りたのは単行本でしたが文庫にもなってますね。

長谷部が気にな人、現状打破したい人、自分を変えるヒントの欲しい人が読むと良いんじゃなかろうか。