☆☆☆☆☆明石の姐御日記☆☆☆☆

主にガンバ大阪とか。

佐世保小6殺人

上のテレビに書いてもいいんだけど新たにエントリー。
テレビのこの事件での取り上げ方で気になっている事がひとつ。
ネットで被害者と揉め事が有ったと言うけれどまさしく死人に口なしで加害者が言っている事をさも事実のように報道するのはいかがなものか。
よーーく聞いてみると「事実だ」とははっきり言わないけれどなんとなく見ていたら「殺された方も悪いことしていたんだな」と思えなくもない。少なくともそう取る人があってもおかしくない報道の仕方だと思う。
わたしはこの加害者少女には何らかの精神的「欠陥」が有ったと思っている。
いわゆる人格障害になる寸前と言うか芽ばえと言うかそう言うのがあった上で暴走したんじゃないかなと思っている。
ただし思っているだけでその証拠は何にもないです。
社会やネットや親や学校と全く関係がないとは言い切れないだろうけどそんなまわりの影響よりもこの加害少女本人の資質に問題が有ったと思いたい。
で もしこの加害少女に人格的欠陥があったとした絶対にしたと思われるのが「試す行為」。
自分にどれくらい従順かどこまで自分に好意を持ち続けてもらえるか試す。
試された方が耐え切れず反抗すると裏切られたと見なして攻撃に転ずる。
そういうパターンがあるんですがこれに近いことが有ったんではないかと推理してます。
そう考えると「わたしを裏切ったんだからあたりまえ」と行為を自分で肯定しているので大人が驚くぐらい冷静でもおかしくないのではないかとおもいます。
ま、素人の推理ですから、深刻に捕らえられても困ります。念のため。
 
週刊文春週刊新潮を買ってきたんですがグロ度は文春が相当上。気持悪くなりますよー。
文春では草薙厚子というジャーナリスト(サカキバラについての著書がありISBN:4163658602、少年鑑別所で法務教官を勤めた事もある)が「一学年一学級で六年間クラス替えがなく自宅は学校から離れた山間部。閉鎖的で濃密な人間関係の中にいたわけで・・・」と田舎の弊害を説いています。
この方のコメントと言うか2ページにわたる解説は非常に読み応えありなので(特に母親としては耳の痛いことも多し)一度目を通される事をオススメします。
 
それにしても都会でこう言う事件が起こると都会だからと言う論調になりがち、サカキバラの時にはニュータウンが悪いとまで言われた、なのに田舎だとなかなか「田舎が悪い」とマスコミさんたちは言いにくいようではっきり「濃密な空間から逃げ出したくても逃げられなかった」と書いているのは珍しいですね。